出会い系サイトと車椅子

2018年10月11日

こんな簡単だったんだ。
コロンブスの卵、アハ体験、何でしょうかね。
車椅子のパンクしたチューブの交換のことである。

急にその仕事が発生した。
まず近くの自転車屋に持ってって修理にいくらかかるかを確認。
2000円だった。
それからネットで自力でなんとかなるか調べてみた。
100円で補修キットがあるようだ。
それで治るんであればリーズナブルなんでトライしてみる。
しかしそこからが大変だった。
チューブから空気漏れしてる場所を見つけるのは簡単だ。
空気入れてパンパンにする。
洗面器に水を入れてその中にチューブをつけて気泡が出るかどうかを確認する。
一箇所、泡がボコボコ出てるとこがあったのでそこが修理箇所。
後はゴムのりをつけて100円の補修キットの小さいゴムシートを貼り付けて木槌でコンコン叩くそれで完了。
思ったより簡単だったので気を良くしたのはここまでである。
車椅子のタイヤの中にチューブを滑り込ませながらはめ込んでいく。
ネットの動画を見るとそういうふうな手際よい物があったんでそれを真似る。
しかしなかなか入らない。
このチューブはもう10年以上のものであろう。
古くて経年劣化をしている。
場所によっては異常に膨らんでいる。
さらにタイヤの寸法よりも一回りも大きい。
古くなってべろんべろんに伸びてるのだろう。
それを入れるわけだから簡単には入らないプラスチックの器具を使う。
指先が痛くなりながら無理やりに中に押し込むそう。しないと入らないのだ。
なんだかんだで1時間も作業がかかってしまった。
汗だくになって完成である。

直したはずの車椅子のパンク1日経つと空気が漏れて元に戻る。
また一からやり直しである。
それを3回、3日繰り返した。
それでも空気が漏れる。
原因は分かっている、無理やりチューブを押し込むからその過程で劣化したチューブが破損。そんなとこであろう。

車椅子なんてもう見たくもない。朝目が覚める頃。
思いついた。
先にチューブに空気を入れてそれをタイヤにセットする。
そのタイヤをはめる。
なんてたった5分で作業が完了してしまった。
しかもチューブに穴が開いた様子もなく完璧。

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