井上尚弥 vs ファン・カルロス・パヤノ

日本ボクシング史上、かつて、これほど強い選手がいただろうか。
前回は世界チャンピオン、今回は元世界チャンピオン。
一ラウンドKO!力の差がありすぎる。
ファン・カルロス・パヤノにくり出したパンチはたった3発。
死角から入るワンツーパンチは衝撃的。神の領域。
完敗したパヤノいわく「パンチがみえなかった」
戦績が20勝1敗。実力のある元王者ですよ。
こともなげに子供扱いするってどんだけ強いのでしょうかね。
試合時間70秒。
今大会のプロモータは試合前にこんなこと言っていた。
「井上にとってもっともタフな試合になるだろう」

あの、汗すらかいてないのですけど。

テレビ局もこういう試合は尺があまって困るだろう。
観客だってリングサイトなんか高額な入場料払ってるでしょうから。
こうもあっさり決められると。物足りなくて、なんだかなあ。という感じでしょう。

モンスターの呼び名に恥ない王者。
生きる伝説になりつつある。

つおすぎる・・・

海外メディアから称賛と驚きで今回の試合をとりあげてる。
こんな感じです。
「恐ろしいことには、我々はまだ彼の最高の状態を見ていないかもしれない」
「井上の試合はまばたきしない方が良い」

井上はまだまだ強い。
底知れぬポテンシャル。
それを引き出す好敵手が現れない限り、
本当の強さを見ることができないのだ。
まさにモンスターたるゆえん。

ライトの演出はかっこいいけど、試合中までやってるって観客には邪魔。
テレビカメラには光線が映るが、実際は、それほどでもないのかな?
ふと疑問を感じた。