■なんで悪徳ゲイ出会い系がのさばってるか?
出会い系サイトが世に出て10年経過しました。
当初は、ゲイ専用の出会い系もありませんでした。
インターネットの利用料金が安くなり、通信設備のインフラも整い、パソコンやソフトが進化し、出会い系は急成長を遂げました。
優良出会い系の会員数は200万〜400万人もいます。
しかし、一方では、悪徳出会い系が急速に勢力をのばし、今ではその数は5000サイト以上。
なんでこのような由々しき事態に陥ってるか?
理由は、取締りが緩すぎること。
年に数件は、悪徳出会い系サイトの運営者が逮捕されたとニュースが出ます。
しかし、摘発事例は、氷山の一角にすぎません。
水面下のネット上では膨大な数の悪徳出会い系が暗躍してるのです。
本格的に大々的に取締りを実施するのには、人的資源がかかり過ぎるのかも知れません。
被害者が、警察に届け出を出しても実際に捜査して、摘発に至るケースはほとんど無いと思います。
昨年の1月に出会い系規制法が強化されて、今年になって初めてサクラを詐欺として摘発されたのが1件。
取締りは強化されてるようですが、まだまだ手ぬるいですね。
出会い系規制法の改正により、出会い系運営者は公安に届け出義務があります。
しかし、実際、もぐりの悪徳出会い系にとっては痛くもかゆくもありません。
なにしろ、運営者表記をせずに身元を隠して、悪さをしております。
運営者表記があったとしても、架空、デタラメだったりします。
インターネットは詐欺業者にとって、その匿名性から、姿を隠して、詐欺をする、うってつけの環境でもあります。
ネット上ではクチコミ情報があって、悪徳出会い系に関しての情報は出回ります。
しかし、悪評が広まったころには、サイトをつぶして、すぐに別のサイトを立ち上げます。
その辺は抜け目ないです。